やっぱり気まずい…



昨日あんなことがあってから
るいはあたしに話しかけて来ない



そんな事今まで一度もなかったのに…





「愛実ちゃんどうしたの?」


声をかけてきたのは最近仲良くなった絢ちゃん



ちっちゃくてぴょんぴょんしてて
あたしから言うと絢ちゃんのほうがうさぎだとおもう




て言うのはどうでもいいとして



「うん……」




昨日の事を絢ちゃんに話す




「なるほどね〜」



「うん…」



「なんで愛実ちゃんはそんな風にゆっちゃったの?

仮にも助けれられてる訳だし」



ごもっとも…



「でもね!あいつ性格悪いし!
いきなりチューはするわ

泣かされて謝るかと思ったら
謝らないで告白してくるわで
めちゃくちゃで!それでっ!……」




それで……





『ピロピロリン♪メールを受信しました。』





「………………あっ」






『次の授業さぼれる?



図書室で待ってっから。』





メールの主は教室を出て行くところだった




「絢ちゃん…」


「先生は任せて♪」






「…………ごめん!行ってくる」





チャイムと同時に教室を飛び出した