『お前のことが好きだ!!』



『え!?・・・・・・きゃっ!』



『なな・・何? あ・・・・』













『もう離してやんねぇから・・・』














「きゃぁああああああああ☆」


「かっこいいかっこいい!!!!!」



「なんて素敵なの!?」





「強引に抱きよせてキスなんて!?」










そうあたしの理想のタイプは俺様で強引な人






そんな人と会えることを願いながら夢見ている


17歳の女の子  今日から高3






でもそれは私にとって秘密だった・・・







だって・・





1階のリビングから聞こえる母の声



「あやかー早くしなさいー」





「はーい!今行くー」









絢華は少女漫画をベットにおいて






急いで階段を駆け降りた