匠の車で学校へと来た。

何人かの女子に声を掛けられたけど、シカトして優香のクラスへと足を運んだ。

優香はもう登校して居て、親友の亜弥と話ながら、コンビニで買ったであろうサンドイッチを食べて居た。



「優香!!」



俺は優香を呼んだ。

優香は気まずそうな顔で立ち上がり、俺の所へと来た。



「今日、一緒に食事に行かないか?」



2人で話そうと思う。

優香の本心も聞きたい。



「…わかった。放課後、優太の教室に行く」



俺は「わかった」と言いながら、自分の教室に戻るフリをして、優香の足元を見た。