「ジュン、こっち来い」



レツの甘い声にドキドキする



「……うん、」




レツがあまりにそっと触れる私の頬は、うっすらとピンク色




たまり場部屋で二人。そっと唇を重ねたあと、彼が小さく呟く


「甘めぇ」



しかめっ面をしたレツは私の唇を見つめていて、

「あ、チョコ」



その口の中には溶けきれていないチョコレート



レツの座るソファーの前に立っていた私を、レツは長い足で閉じ込める…



「…んっ………」



さらに深くなるキスに、私の頭はもうクラクラ