「えりかちゃん、おはよー」
「あっおはようございます。」
「いーよ敬語じゃなくて」朝から、小林君にはなされる羽目に……ツイてねー。
周りからは刺すように痛い視線。カッコいい小林君には早速ファンクラブが出来たみたいで…
馴れ馴れしく話しかけられてる私は、みんなの妬みの的。いろいろ悪口が聞こえてくる。
「なにあの人、彼に馴れ馴れしくしないでくんない?」
「マヂきもい、消えろぶす」
いや…馴れ馴れしくしてくんのは彼の方で、私は何も……
そんな弁解も無駄だった。