ケータイ小説 野いちご

歪みゲーム

歪みゲーム 第1ゲーム
途中棄権






私たちは、ロビーへと向かった。


圭さんは、さっき私が刺した場所を抑えながら歩く。


圭さんには、もう少しねばってもらうよ。


私たちも、このゲームが何なのか、正直分からないから。


あの日、アキラはゲームを開始するために、YESのボタンを押そうとした。


でもね、私の本能の方がはやかったの。


私が、先に押してしまったんだ。


そしたらね、画面にはこう書いてあったの。


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主催者 白野マアミ

狼 日下部アキラ
  相楽ユウ


第1ゲームの鬼は
アナタタチです。


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意味が分からなかった。


だから、最初ここに来たときは皆と同じ。


でもね、ルールを聞いた瞬間私は震えた。


興奮したから。


怖かった。


あの人形は、私の方を向いていたから。





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