「ちっ……ラミカが帰ってこねぇ!!」
イライラして吸ってるタバコの吸殻が増え、不安な時間だけが過ぎていく。
昨日は帰ってきてやれなかったし、きちんと話もできなかったから
今日は早くあがらせてもらったのに……
もう8時……
いくらなんでも遅すぎる。
テーブルの上にはラミカのために買った新しい携帯電話。これを渡せてれば、連絡もついてたのによ……
何か……あいつの身に起きたのか?
雨が止んだ空には星が出ていて、いても立ってもいられなくなった俺はバイクの鍵を持って外に出た。
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