高木先輩に言われた、いろんな言葉を思い出しながらホテルの部屋に向かう。

…高木先輩があたしのことを好きでいてくれたなんて、驚きしかないな。


「…寧々」

「え…」


あたしのホテルの部屋の前に、腕を組みながら立つ春樹さんの姿。

どんな姿も絵になるなぁ…。