「・・・様・・美・・様・・美瑠様」

「・・・・・キャッ!!」

目の前に一樹の顔があったから、跳ね起きてしまった。

「そんなに驚かないでください。それより、ご主人様がお呼びです。」

「お父様が?」

何だろう。お父様があたしを呼ぶことは滅多にないけど・・・。

呼ぶって事は大事な用事があるのかな?

あたしは急いで着替えてお父様の部屋に行った。