「課長!ごめんなさいっ!!白子をぶちまけちゃった上、おんぶまでしてもらったのに、課長の背中にウゲゲまでしちゃったなんて、本当に、本当にごめんなさいっっ!!」

課長の顔を見るのが恐くて、ぎゅっと目を瞑り、頭を下げたまま、一気にまくしたてる。



けど……




ん?







課長??





あのぉ……





なにか、言って下さい。







何も言わないのは……



こぇぇぇ~です。




ソロ~リと片目を開け、顔を上げてみる。



「キャーーーーーーーーーッ!!」


思わずその場にしゃがみ込む。


呆気にとられているらしき課長の顔と、課長の裸の上半身が目に飛び込んで来る。


「カ、カチョーーー!!すみません!!お怒りは分かりますけど、幾らなんでも、体で返すって言うのは無理です!わっ、私、テクないし!」

「……おい?」

「そっ、それにテク以前に知識が妖しいですしっ!!」

「おい、こらっ」

「第一、私、今日は勝負下着じゃないんですっ!!」

「杉原!!!!」

課長の大声にはっと我に返る。