課長に導かれるままに、体を預ける。

課長が私を求めて、愛撫を繰り返す。

私の吐息が、課長の私を求める音が、甘く部屋中に響く。

恥ずかしさと不安で、両手で顔を覆い、時折、力をこめた足が痙攣してしまいそうになる。

「課長……キス……」

キスして欲しくて哀願する。

ようやく見ることが出来た課長の顔にホッとして抱きしめる。

貪るようなキスを交わした後、課長が「由紀……」と小さく囁き、もう一度、そっとキスをしてくれる。

ホッとする。

ぐったりとしながらも、課長のキスになんとか応える。

いつになったら、終わるんだろう……。

映画だと1、2分くらいのような気がしたけど、それよりもすごく長いような気がするのは気のせい??

それに、こんなことまでするものなの?

混乱と恥ずかしさで、まともに課長の顔が見れなくなる。

課長は微笑むと上体を起こし、私の膝を立てると膝頭にキスをする。

「か……」

囁き返す間もなく、痛みが体を貫く。

痛い!

痛すぎる!!

こんなに痛いなんて。

息が乱れ、どうやって呼吸したらいいのかも分からなくなる。

必死で課長にしがみつく。

混乱と甘い痛みの中、なんとか意識を保つ。

課長が「由紀、大丈夫か?」とキスを落とす。

大丈夫じゃない!

無理!

無理無理無理無理!!!

課長!!

今まで教わったことの中で、こ、これがっ、一番、無理っぽいです!!

だけど、意に反して、コクンとうなずいてしまう。

課長は優しく微笑んで、さらに私を追い求めてくる。

それは、全く経験したことのない痛みで……。

これは、死んじゃうかもしれない。

気絶寸前になりながらも、痛みごと必死に課長を抱きしめる。