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だが、そんな沖田の心情も関係なく、事件はすぐに起こった。




新選組監察の山崎烝と島田魁が1人の攘夷志士を捕え、屯所へ戻ってきたのだ。





「嫌な予感がする・・・」




沖田は自室にへ行き、ずっと保管していた睦月からの手紙を取り出した。




「池田屋か、四国屋・・・・」





呟き、土方たちのいる拷問部屋へ足を運ぶ。






「おう総司!何だ何だ?お前も気になるのか?副長直々の拷問」





沖田の目的地には、予想外に隊士たちが集まっていた。





その中に、永倉や藤堂や原田、斎藤の姿までもがあった。






「いいや。別に僕が気になるのは・・・・」