私たちは一歩ずつ歩きはじめた。


皆微笑んでくれている。




私たちは龍司の前で止まり琉依さんの腕から手を離した。



琉依さんに笑いかけ龍司の隣に並んだ。


龍司が微笑んでいる。




目の前に居る神父さんも優しく笑ってくれている。



私たちは顔を見合わせ神父さんを見た。