ケータイ小説 野いちご

放課後図書室

02


「楠原さん、こっちで一緒に食べようよ」


「そうだよ。
1人とか寂しーよ。
ほら、こっち来て来て」


「あ……。
ありがと……」


ギギギ、と机をくっつける。


昼御飯の時間。


女の子2人が、1人で弁当を食べる私を見かねて輪に入れようと誘ってくれた。


「でね、タバちゃんがねその時……。
あ、タバちゃんていうのはうちらの中学校の時の友達で、今S高行ってて……」


一生懸命に私を会話に入れようとしてくれる2人。


1年の時も、入学してすぐにこんなことがあった。


でも、ごめんだけど。


そんな話全然興味ない。

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