ケータイ小説 野いちご

美術室の窓から

グランド-Nagisa-



「あーっ!!」

今日も聞こえた。



美術室から毎日聞こえる、空の声。



俺はいつの間にか、その声を楽しみにするようになっていた。




俺はバカか?




「どうせ叫ぶなら、名前呼んでくれればいいのに」

そんなことを呟きながら走る、校舎周り。



空の声を聞くだけで、何となく頑張れる気がする。
…。これって、恋ってやつか?!



いや、それはない!絶対ない!!
ありえない!!! と思う…。


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