それから数時間たった…。


あれだけ泣いても、私の心は救われず…
暗い暗い闇の中を一人さ迷っていた。

あれだけ泣いても、私は海星の事を嫌いになれなかった。



いつまでも泣いてはいけない…。
私は怠く重たい体にムチを打ち、起き上がった。
そしてベッドからおりて、シャワールームへと向かった。
途中、ベッドの脇に落ちていた私の下着は見てみぬふりをした…。