ケータイ小説 野いちご

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ね、先生。

初授業

翌日から授業は始まった。


私の席は前から3列目のど真ん中。

席は担任が出席番号から勝手に決めたものだった。


同じ中学卒業の友達は居なかったけど、それなりにクラスに馴染めてきた3日目。
最初の情報処理の授業が始まる。



チャイムの音と共に、教室のドアがスライドする。


 ガラ~~~~


ドアからは、入学式の最後で私達に予告をした先生が入ってくる。


議長の声と共に、挨拶をし、

席をついた私達にその先生は自己紹介をする。


「初めまして。このクラスの情報処理の授業を受け持つ、渡部です。よろしく。」


マイクを通さないで聞く先生の声は、とても穏やかに聞こえた。


が、


「はい。早速今から、入学式で話していたとおり、テストを始める。

 机の上に出ている、鉛筆・シャーペン、消しゴム以外の物は全て片付けなさい!

 赤点は60点。ちゃんと真面目に宿題をやってれば取れる点数だ。」


この発言で、

一瞬で教室内が緊張するのが分かった。

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