「裕太!!早くいくぞっ」


「はい松田先輩!すみません」



慌ただしくコートを手に取り、松田先輩の後をおう。



「また殺人事件だ。」



「またですか…」



松田先輩の横に並び話を聞く。




最近、殺人事件がたくさん起こっている。


家で女の子が死んでたり、学校から飛び降りていたり。



飛び降り自殺と思われていたが、そうではないと確信できた。


電話があったのだ。



それはもう死んでいるはずの人から。




信用は仕切れないが、事件だと警視庁は判断した。