カランコロン


行きつけのカフェ



いつも通り開けた扉



代わり映えのしない音




いつもと同じはずだった


それなのに




俺が開けたその先は



「いらっしゅ…!……こほん。
いらっしゃいませ!
ここは夢見屋。あなたの夢はなんですか?」




―――…金髪美少年の怪しい店でした