ケータイ小説 野いちご

僕は犬だから。

僕の、お願い。






僕には大好きな子がいる。




「ケンタ、大好きだよ」



そう言って僕の頭を撫でる君。


その手は優しくて、
すごく気持ちいい。

…僕の、大好きな手。


僕はお礼に、君の顔にキスをする。


声には出せない
想いを伝えながら。






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