「顔、赤いよ?;;」



「大丈夫;;」



優君が私を心配そうに見る。

私は苦笑しながら頬に触れた。

“顔が赤い”とか、お風呂で逆上せたり、熱出したとか、そんな時しか、経験がない。

…空兄に興奮して逆上せてる?

何か……変態みたいで嫌。

私は頭の中がごちゃごちゃし、優君に「どうしよう!!」と、無茶振り。

優君は「何が?;;」と言いながら、私の肩を叩いて落ち着かせようとする。

私はキスの話も、遥が言ってた事も話す。

優君は何故か私を見ながらニヤニヤ。

…何でしょうか;;

私は優君から離れて座った。