この世に平等は 存在しない
差別は存在している

些細な事にイライラちゃって
もう 仕事なんか生活出来る分だけ 適当にやって
残りの時間は 自分の世界に引きこもりたい

邪魔しないで…僕が崩壊するのを抑えているから

夢見ることなんて
幼い頃に諦めて 現実しか見れなかった
モノクロの絵しか描けない
色彩なんてとっくに忘れてしまって
行き先も 何処にもない

格差が消える事はないだろう
底辺でもがく 死にそうな魚みたいに

頭を押しつぶされるのが怖いから
誰にも頼らない
歪んでいく明日に 孤独を描く

抜けていく感覚を知ったとき 私は死んだ
暗い場所で 膝を抱えたまま
神様から 死の宣告を受けるまで
操り人形みたいに生きる


モノクロの絵しか描けない
色彩なんてとっくに忘れてしまって
行き先も 何処にもない
残酷な世界の中で
歪んでいる世界を見た
幼い瞳から零れた涙で絵の具を溶かし
引き裂いたキャンバスに モノクロの孤独を描く