2 両想い  陸十side










「い、いるよ」










顔を真っ赤にさせて言う

由希の姿が悲しくて辛くて・・・・・。


もう俺はさっさとふられようと

告白することにした。







「由希。」

「ん・・・?」

「初めて会った時のこと、覚えてる?」







俺はたった4日前の事を

思い出していた。