梓紗が帰った後、 新撰組の幹部は話し合っていた。 「あいつ、本当に紗雪にそっくりだな。」 原田が言った。 「えー?、でも紗雪はあんなに腹黒じゃないよぉ」 平助が言う。 「おまえら、もうよせ。紗雪はこの世にいないんだ。あいつの話はやめろ、俺たちが殺したんだ。」 ・・・・・・・・・っ 沈黙が走る。 「僕、部屋行ってきますね」 沖田がそう言うと、みんなぞろぞろと戻っていった。