あたしは沖田さんの部屋兼あたしの部屋にいた。




「つまんないなぁ・・・あっ!」



つまんない、そう口に出した途端に小説がかばんに入っていたのを思い出した。





「え~っと・・・あったあった!」




ついでにクリーニングに出すために持っていた制服に着替えた。




「う~ん、やっぱり目立つかなぁ??」



そう思い、やっぱり脱いだ。



「こっちのがシンプルだしいいかも!」


と、巫女服の中に来ていたワンピースを着た。







読んでいる小説はSFストーリー。




面白いところもあるが笑えない。




否、笑いたくても笑えないのだ。




そんなところに、




「ちょっと失礼するよ」