「…ぅ・・・ん」 目が覚めると、あたしは見慣れない場所にいた。 古い木の天井、ドアではなく襖・・・。 「ここは・・・?」 疑問の声を出したら、男性の声が返ってきた。 「あ、起きましたね。ここは新選組屯所ですよ。」 声がした方を見ると、とても美形な人がいた。 かっこいい・・・ ふと思ってしまった。 「大丈夫ですか?動けるのなら話を聞きたいんですけど・・・」 ボーッと考え事してると質問してきた。