〔美優〕
ありえないあの男!!

何で隣で寝てるのよ!!

「大丈夫?美優」

この子は、ここの病院で一緒になった親友の夏香。

大人っぽい、お姉さま?的な・・・

「ん?」

「ぴりぴりしてる」

「昨日どうして、居なかったの?心配したんだから」

「ごめんごめんちょっと・・・」

果たして昨日の出来事は、ちょっとで済むものなのか・・・?

「教えられない?」

「・・・後でね?」

「うん」

渋々、夏香は頷いた。

「おはようございます 今日も、一日頑張りましょう」

「はい!!」

いつもの挨拶で始まる。

そして、昼休みにすべて昨日の事を夏香に話した。

「すごいねぇそんな事言って今日も働いて居れるんだから」

「まぁ・・・確かに」

「っで、襲われかけたと・・・」

「そういう事」