―――――……




それから一週間が経過した


そして、私が転校してきてもう一ヶ月と少しがたち、月は師走の12月になっていた



「今年もあと少しだね」

「…そうだね」


二人して教室から外を眺めながらそんな会話をする



「こっちって、いつぐらいに雪降るの?」



「んー、12月の中旬?田舎のくせに雪が降るの遅いのよね」


「そうなんだ…」



瑠花に頷き、雪が降らないかな~なんて空を眺めながら思う


「ところで、サラ」


「ん?」


「冬休みの間、家に帰らないって本当なの?」


「え?」


思ってもない質問に、思わず首を傾げる



なんで、瑠花が知ってるの?


私まだ瑠花に言ってないのに





.