「は...陽..希。」



言ってからまた下を向いた。

ひゃーーー恥ずかしいよーー




「・・・・・・・」



って反応ナシですかっっ
言わせるだけ言わせてっ!!


文句言ってやろうと、ぱっと顔を上げると
そこには顔の赤いヤツがいた。



はっまさか..さっきの熱上がったんじゃ...


「あの...大丈夫??」


おでこに触れると、
顔をそらされてしまった。



「バカ。心臓もたねぇだろ。」



「えっ??なんて言って..ひゃぁっ」




突然、言葉が途切れ、
息ができなくなった。




ってゆうか唇になんか
温かくて柔らかいものがあたってる!?