「ねぇ本当にやるの?大丈夫なの?」



「うーん…多分」



微妙な表情の優斗が小首を傾げながら言う。



「たっ多分って何よ多分って!」



「心配すんなって!なんかあったら助けてやっからよっなっ泰治」



「おうっ任せとけ!だからさっさとやりやがれー」



「うー他人事だと思ってぇ」



"グイッ"と背中を押されたあたしは一歩前に出た。



後ろを振り返ると、しっしっと手を動かし『早く行け』と3人が促した。