「柚斗起きて!」


珍しくあたしが
さきに起きたので
柚斗を起こした


「柚ー斗!!!」


あたしが柚斗の
布団をはいだ


柚斗は可愛い寝顔で
すやすやと寝てる


か、かわいいー…


あたしは柚斗の
寝顔を覗き込む


そしたら


腕を捕まれ引っ張られた


「うわぁ!」

目を開けると
あたしの目の前に
柚斗の顔があった


「起きてたの?」


あたしが聞くと


「人の寝顔みてんなよ、変態里奈ちゃん」


「違うー…!」


「違うじゃーねよ」


柚斗はあたしに
キスしてきた。


甘ったるくて
溶けそう…。


「ゅう…と」


唇を離した


「腹へった、里奈ちゃん食べたい」


あたしの顔を見て
甘えた声で言う柚斗


やばーっ!!!!!!!


あたしは顔は真っ赤


「あたしー…おいしくないよ?」


柚斗はきょとんとして
あたしから離れた
それから笑って
あたしの頭を
撫でてくれた


「早く、飯食お!」


あたしは笑って頷いた