ケータイ小説 野いちご

ただ、隣で。

Prologue
君。

―――――………
「さぁ、行こうか」
そう言って、私を引きずりながら、生徒会室へ向かっている。
「………。」
踵が痛い。こけそうだ。
「足、痛い。こける。」
「文句言わないでよ。」
ニヒルに笑った。
背筋がゾクってした。ヤな予感
「じゃあ、これなら文句ないでしょ?」
フワッ
「おい。」
今、私がされているのは、
世に言う、『お姫様抱っこ』だ。

「はっきり言う、気持ち悪い」
「さぁ~!着いたよ」

ガチャ

「し~ず~かぁ~♡♡」
「どっか、逝け」
「漢字、間違ってるよ?」
うるさい、これであってる。
早くおろせ。
「無口な人ほど、お喋りなんだよ?」
あとから「知ってた?」と付け足した。

私に対する嫌味?

< 7/ 26 >