ケータイ小説 野いちご

ただ、隣で。

Prologue
叶わない


満李(マリ)は
本当に、可愛いな。
私は、満李とは、大違い。

天然の茶髪。
毛先が少し巻いてて、ツインテール。
目は、大きくて、二重でまつ毛長くて
ぷっくりした、ピンク色の唇
それに……――――
「し~ず~か!!」
声までもが、可愛い。
「なぁに?」
「聖十がね、冷たいの…
 私なんかしたかなぁ~?」
眉を八の字にさせながら、聞いてくる。

「さぁ。
 本人に聞いたら?」
「むぅ~。それが出来ないんだよ!」
なんで…?

チラッ
「黒いオーラが出てるね。」
「やっぱり、静歌は、
 クールビューティ だね♡」

「…仲直りは、早いほうがいいよ。」
「がっ…がんばる。」

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