……。

ピッピッピッ…


真っ白い…部屋?

機械の音がする。


……ここ、どこ…?


ゆっくり周りを見渡すと、可愛らしい人形や、お菓子や果物や、あたしの名前が書いてあり、みんなのメッセージなどが書いてあるものが飾られていた。



あたし、どうしたの…?


ふと、横を見れば、千羽鶴が綺麗に折られている。

それに、色とりどりの花束が5つ重なっていた。



それに、あたしの格好…。

まるで、病人みたい。

冗談でそう思ったけど、実際、そうらしい。



左手には管が通されていて、色々な機械に囲まれている。


その時、手に触れるなにかに気付いた。

あたしの右手を、大きな手が握ってる。


そして…。
寝てる、人…?