「パートダンだっ!」

「助かったぞ!」

「「麗様カッコいい~!」」

「え? あれ…女だ!」

「超綺麗!」


色んな声に包まれる。
あたしは学校を見上げた。


全てのカーテンが閉められてる。


「……連」

「どした?」

「あ、なんでもない。行くよ!」

「うしっ! 一発散するか!」


その時だった。



バンっ


大きな銃声が、校舎内に響き渡った。

その音に、周りはざわつき、あたし達の足は止まる。