静かな廊下。


聞こえてくるのは私と川崎君の歩く音だけ。

人も居ない。


そして沈黙である。



何故か空気が重い……


これは私の気のせいではない。




私達は今、保健室に向かっている途中。


なんでそうなったか私にもよく分からない。


ただ川崎君に着いて来た。