まず最初に
主治医に相談した。

仙台で働いてみたいと。
そしてママといると疲れること。
一緒にいることがストレスになるから。


アタシの病気治らないの?

治りますよ。

治った気がする。

う-ん…。

薬が合っててそんな気がするだけ?

それだけじゃないはずです。

わかりました。




そんな会話をして、アタシはママに嫁に出すつもりでアタシを解放してくれと言った。

このままじゃアタシはダメになる。
なんもできない病人のまんま。
治りたいから、アタシは離れて働く、と。


しばらく責められたり責めたりの会話が続いて、最後に折れたのはママだった。
わかった。
嫁に出すつもりでもう干渉しないから。



やってやる。



どうしようもなくなったら
死ぬから。

どうして脅すの?って言われたけど、脅しじゃない。



最後にアタシは一言決意を言っただけだから。