翔太が部屋に帰って1時間がたった。
さっきパスタを食べたからおなかもすかないし、ずっと寝てたせいで全然眠くない。






もう時刻は夜中の2時。
ブーブーブーブー...
こんな時間に電話??





震える携帯のディスプレイには“お母さん”の文字。
「はぃ??」
『あ、理沙?明日学校休んでうちに来てくれる?』
「何で?何かあった?」
『悪いことじゃないのよ。ただ話があるから』





「わかった」
そういうしかなかった。
翔太に明日は学校行くって約束しちゃったのに...
《話しあるから家に来いってお母さんに言われた。今日も休むごめん》






奈々と翔太にメールを送って家を出た。