次の日…


俺と修吾と章斗は学校には一応来ているということを先生にアピールするため、教室でホームルームが始まるのを待った。


修吾はゲーム

章斗は読書

そして俺は机に伏せていた。
だけど寝ていたわけじゃない。


「あれ…大谷陽人じゃん。めずらしい…。」


「ね。ホームルームまで、まだまだ時間があるのに。いつもギリギリで飛び込んでくるはずじゃない?」


「どういう心境の変化なんだろう…。あんた話しかけてくれば?」