―― ――― ――――… 授業が終わるときには、赤髪君の机には消しゴムのカスがいっぱいだった。 なんか睨んできてたけど知ーらない。 休み時間だから本を読み出す私。 地味な人みたいな演技をするつもりだったけど、演技じゃなくてマジで地味かも、私。 なんて思ってると 「「ねー、君がテンコーセー?」」 『………。』 なんか出た。