♀桃華




あれから、あたしを囲んだ3人は厳しい処分を受けた。






それでも、レベル4なんてのはあっという間に広まった。





でも、クラスのみんなは、あたしを受け入れてくれた。





あたしは嬉し泣きしそうになった。






「……で?付き合った訳だ?」

「まぁ…。」

「良かったね、桃華!」

「うん。」






今は遅めの報告を奈留と要にしてる。




あたしの過去は伏せて…。




「いや〜良かったね〜。ね、要!!」

「だな!!」





ん?




何、その付き合ってます的な雰囲気?






「実はさ〜あたし達、遊びに行くちょっと前から付き合ってたんだよね〜。」

「はぁ!?」

「桃華に言うタイミング逃してたら、桃華が蓮くんを好きっぽいな〜って思ってさ。」

「だったら、俺らのこと使ってくっつけよー!みたいな?」

「……。」

「お、怒んなよ、蓮!!結果オーライだ!!」

「も、桃華も!!」






…まさか!!





「みんなグル!?」

「「お、おめでとー!」」




グルなんかい!!





蓮は呆れてる。