ケータイ小説 野いちご

イイコトでもしようか。

part1.ワルイアノヒト
┣保健室の悪魔様




――この学校の保健室には、



悪魔がいる。




「……失礼します」

「はーい……あれ、また熱出ちゃった?」

「……はい」



保健室の扉を開くと、榊先生が笑顔で迎え入れてくれる。



「熱計ってね。水枕いる?」

「は、い。すいません……」



体温計を私に渡してベッドの用意を始めた。

いつものパターン。



生まれつき病弱な私は、ここの常連なのだ。



……あ、38度。




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