「・・・ん?あっ・・・!」


そう言って、私は慌てて時計を見た。


「そうだっ、私あのまま寝ちゃってたんだった!ていうか授業どうしよ~!・・・う~間に合うかなぁ~・・・」


「こんなところで堂々とサボり?君、やるねぇ~」


「えっ?」


ふと後ろを振り向くと人が立っていた。



が。



・・・私に覆いかぶさって。


「あの~あなた、誰ですか?」


「あれ、知らない?俺だよ俺!決まってるじゃん!?」