「2週目ですね」

あぁ、やっぱりって言うのが正直な感想。
嬉しい気持ち、不安な気持ちが
どっと入れ混じり私の中に大きな影を作った。

これから先の事を思うと
堪らなく心細くなる。

「パパいなくてごめんね」
芽生えたばかりの小さな鼓動にそっと手をあてる。

祐輔にはなんて言おうか、
そう考えながら帰路につく。