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しばらく沈黙が続いた後
その重たい空気に耐えかねて、









「…はい、そーですよ!
私は皆さんが想像してる通りOKしていないですよーだっ!!!!」



フンッっとそっぽを向いた私を見て3人共ガッカリしたように肩を落とした。






「……3人して人事だと思ってぇぇぇ!!」



[だって人事だもんっ]
っと呟いた幸紀を睨みつけた私をよそに



「どうしてOKしなかったのよ?!」


愛花らしい率直な質問。


私は思わず黙ってしまった。








「彼の事を何も知らないのに[はい!OKです] って言えなかったんでしょう?
まぁ、ちょっと残念だけど りんごらしい素直な答えだと思うな♪」




「…夏奈ぁ~~!!!
何で分かるのぉ??」



「だって中学からの友達じゃない☆」


そう言ってニッコリと微笑む夏奈の笑顔は優しくていつでも私を癒してくれるんだ。


夏奈のこの笑顔だけは
ずっと変わらないでいて欲しいな。












「「どーせ私達は高校からの友達ですよーだっ!」」