「永遠に命を失くすことも出来る」



「レオン様っ!」



「アメリア、この娘を外に出せ」



レオンは背筋が凍りそうなほど冷たい声で言うと背を向けた。



「お願いです!私をヴァンパイアにっ!」



足元にすがるようにひれ伏す娘にレオンは立ち止まる。



「下等のヴァンパイアなら頼まなくても願いはかなうぞ?」



「ヴァンパイアの……ヴァンパイアの皇帝、レオン様がいいのです!」



アメリアは唖然となる。



レオンも同様だった。



なぜ、レオンがヴァンパイアの皇帝だという事を人間の娘が知っているのか。