夕方、ダーモッドが帰ってきた。


「ダーモッド、疲れたでしょう?座って」



居間に入ってきたダーモッドにソファーに座るように言う。



「どうだった?」



ダーモッドが座ると待ちきれないようにティナは聞いた。



「ここから山向こうの街にある貴族の娘がいなくなって 両親が血眼になって探していたよ」



「名前はっ?」



「ケイティって言ってた 黒髪に黒い瞳の綺麗な娘で、奔放なところもあって両親は手を焼いていたと聞いたよ」



「レオン、ケイティって名前を言えば思い出すかもしれないね」



隣に座ったレオンにティナが笑顔を向ける。