人間界で出会った

悪魔と天使の二人

『マシュマロのように白くてフワフワしていて、美味そうだな。いただきます』


悪魔の甘美なキス

とろけるような


ざわつくような


甘くて美味しい
キス


「んぐっ。私を食べるということは、神様を敵に回すということですよ!」


抵抗する天使の王女様


しかし俺様な悪魔の王子様は


『構わねぇよ。』

と、天使へキスをし続ける。


狼のように強くて逞しい胸板の中の悪魔に抱かれながら


天使の意識は朦朧としてゆく。