ケータイ小説 野いちご

恋人ごっこ

love song
眩い天使に

本日のわからないことは三つある。


ひとつ目。

計画的寝坊によって、昼に外を歩くのは久しぶりだ。

いつの間にか日差しが暖かい季節になっていたのか。
今日が特別暖かい気候なのか。


羽織っていたコートを脱ぎ、俺はキャンパスをまっすぐ突き進む。

陽が当たるとはいっても、中庭にいるのは皆さん喫煙目的のようだった。




講義中の教室に滑らかな歩みで滑り込む。

後ろから三番目、窓側の空いている空間に腰をおろす。

陽が差し込んでいるのが気に入ってしまった。


何故こんな時に。

俺は、明るい場所を好むのだろう。

うしろめたいはずなんだ、本当は。


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