二人の気持ちは一つになった。



「あやぁ、あたしそろそろやっちゃおうかなあ。」


舞が大胆発言をする。


「え~!? 舞ってそ~ゆう人だったんだね~。」



「えへ♪」


舞は照れくさくそうに言う。



そう、舞には悟という彼氏がいる。
付き合って二か月くらいだ。
舞も、そ~ゆうこと考えてる時期になったのか。



あやは関心深く心でつぶやく。


「あやは? まだなの? 」


舞に言われたくないわい! と思ったがここは冷静に・・・。


「うーん、まだかな。あっちがそんな事いってこないし、気にしてないから。」



舞はふ~んとうなずく。


「まぁ、そーゆう仲も悪くないよね。」



「うん!」



でも、実はちょっと考えてたりもする。


りょうがどう思ってるか・・・。


でも、聞く勇気は無い。

情けないなぁ。



舞とは、放課後別れて、りょうの帰りを待っていた。



「わりぃ! ダチとの話が長くなっちまってさぁ。」

そう言って、頭を下げながら手を合わせる。



「まぁ、許してあげる。」



あやはしょうがないというかんじでいってみた。


「なぁ、今日さ俺んち来ない? 」